ある従業員の方が社長さんに、もしくは人事部長に、クレームを言ってきたと想像してみてください。
そういう時の使用者としての対処方法は、まず 「よく話を聞くこと」です。
どういった点が不満なのか、その不満の部分が間違っていれば、これはこういうことです、制度上こうなっていますと 丁寧に説明をして納得してもらいましょう。
「何を言っているんだ」と邪険に扱ってしまうことによって、その従業員が、会社外の労働組合や弁護士に相談せざるを得ないという状況に陥ってしまう。それは一番避けなければならないことです。
会社の立場では、第三者の所に行かないで問題を解決するというのが、一番コストが掛かりません。
火種は小さいうちに、出来る限り 従業員が納得してくれるように対応することが肝心です。
以上